iPhone以前

日本でiPhoneが発売される前の日本では、ガラケーの勢いに押されながらも、一部のガジェット好きな方や仕事でスマートフォンを使用しているIT系の会社員の方などに使われていました。初期のスマートフォンは、操作方法に少々クセがあったため、機械に詳しくない方にとっては興味が出にくいマニアックな物でした。

日本国内にある外資系の社員の方に人気となっていたのがBlackBerryから発売されたスマートフォンです。BlackBerryは、2002年に音声通話機能とウェブサイトを閲覧することができるスマートフォンを発売しました。また、外資系の社員の方が魅力に感じていたのが、オフィスのメールをパソコンを持っていなくても受信することができるようになったという点です。また、他のスマートフォンと違い、非常にセキュリティが高くなっていましたので、ビジネスにおいて安心して使用することができました。

BlackBerry以外ですと、台湾BenQのWindows Mobileシステムを搭載したP50というスマートフォンや、Moto Symbian UIQという独自のOSを搭載したMotorola A1000、2004年当時、海外で最も優秀なスマートフォンと言われていたNokia 6630などが使われていました。